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小出 一郎  /  KOIDE Ichiro

Quiet Light -静謐なる光景-

Sha-gaku / 2010.6.

混沌とした社会、色溢れる街の喧騒から逃れるように、
水辺や森へと向かう。

純粋な空気と淡い光が溶け合う、ほんの瞬間、
単調な旋律を奏でるように僅かの陽光をも凝縮させ
繊細で優しいモノグラデーションが辺りを包み込む。

私は、いつしか、いくら眺めても褪せることのない、
淡々とした古典的でオーソドックスなモノクロ写真
に魅せられていく。

○作品仕様

 

プリント:アーカイバル・インクジェット・プリント
印画紙種類:ピクトラン 局紙 
印画紙サイズ:A3

作品点数:8点

Abandoned Places

"Story vol.2" 3人展「そこに、或るもの」‐それぞれの視線- / 2010.8.

人間社会から断ち切られ、機能を失った虚な空間、
欲望と絶望の中で、置き去られた断片、

闇から開放され、朽ちゆく狭間に光射す時、
私は安堵感と異なる美さえ感じてきます。

○作品仕様

 

プリント:アーカイバル・インクジェット・プリント
印画紙種類:ピクトラン 局紙 
印画紙サイズ:A3

作品点数:10点

I light --iphoneography--

Photo Showcase / 2011.11.

そこに感じる 色と光
無造作にポケットからiphoneを取り出し、
スクリーンをタップして撮る。
きままにスケッチするような感覚だ。

光の印象をより昇華してくれるのも
iphone多彩なカメラアプリかもしれない。

○作品仕様

 

プリント:インクジェット・プリント
印画紙種類:ピクトリコプロ・フォトペーパー
印画紙サイズ:A3ノビ、A4

作品点数:前半 3点、後半 30点

EYEEM  collection

 - iphonegraphy -

「創る、感じる、伝える」ということ。スマートフォン編 / 2015.8.

写真を撮るための道具としてのカメラはフィルムからデジタルへと移行し、 現在では誰もがデジタルカメラではなくスマートフォーンで手軽に撮ることが 日常化し、全世界に数百万のユーザーをもつ写真共有サイト、fliker,instgram、 EyeEmでも投稿の多数はスマートフォーンで撮影されたものが圧倒的である。 少なからず私も一眼デジタルカメラ等での撮影はめっきり少なくなり、 iphoneで撮る(記録)ほうが多くなってきています。 今回はEyeEmの中からコメントの多かった数点をセレクトしました。

○作品仕様

 

プリント:インクジェット・プリント
印画紙種類:エプソン クリスピア 
印画紙サイズ:A3ノビ

作品点数:4点

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