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篠原 治樹  /  SHINOHARA Haruki

Pieces of the memory ~記憶のかけら~

Sha-gaku vol.2 / 2011.1.

松尾鉱山、やまでは男達が硫黄を採掘し、経済を支える命がけの闘いを繰り広げていました。
標高1000m、八幡平のただ中にかって「雲上の楽園」と呼ばれ、活気に溢れた街がありました。
当時としては最先端の鉄筋コンクリート4F建て、セントラルヒーティングのアパートをはじめ、
劇場やホール、病院、学校が建ち並び、暖かな団欒の灯がともっていました。
繁栄を誇った街も、エネルギー転換という時代の流れに抗えず閉山。
人の営みが絶え、静けさが戻り、40余年。ゆっくりと朽ち果て
ていく、建物や遺されたものたち。
そこには当時の「記憶」が漂っているような気がします。
写真をごらんいただいた皆様にもその雰囲気を感じていただければ幸いです。

○作品仕様

 

プリント:インクジェット・プリント
印画紙種類:ピクトリコプロ セミグロスペーパー 
印画紙サイズ:A4、A3ノビ

作品点数:19点

fairy tale

Sha-gaku vol.3 / 2011.8.

小さな沼の小さな遊園地・・・だった場所。

かって、子供たちの笑顔があふれ、笑い声が響いていた場所。

今はただ、風が吹き抜けるのみ・・・

そこに棲みついた妖精

彼女には笑い声が聞こえるのだろうか・・・

○作品仕様

 

プリント:インクジェット・プリント
印画紙種類:GEKKO パールラベル  
印画紙サイズ:A3ノビ、A4

作品点数:6点

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