top of page

関口 秀和  /  SEKIGUCHI Hidekazu

残響

2014.11.

ちょっとしたきっかけが
自分自身に大きな問いかけを
与えてくることがあります。
大概は、考えすぎなのだろうと思い
答えも無いままそれを忘れてしまいます。

それでも時折、
いくつかの疑問が自分の中に
残り続けてしまうことがあります。
多くが直接的な何かで、自身を苦しめるものがそうなるのでしょう。

ある時は自分がそうでした。
消えない問いに急かされるように前へと進んではみるものの、
いつまでも、ついて来るかのようなそれに嫌気が差し、
どうにかしてこれと向き合ってみようと思ったのです。

その手段として選んだ方法が写真を撮ることでした。
写真を撮ることで自分自身と向き合えれば、
自ずと答えが出るのではないかと思ったからです。

ここに写るのは日常や思い出の場所、一瞬の風景。
それでも、はっきりと記憶には残っていない瞬間ばかりです。
もし、その記憶にも残らないような視線の中に
自分の求める答えがあるのだとしたら、
自分はもうその答えを見つけているのだと思います。

○作品仕様

 

プリント:アーカイバル・インクジェット・プリント
印画紙種類:ハーマン by ハーネミューレ グロスバライタ
印画紙サイズ:B1、A1ノビ、A2、A3ノビ、A3
作品点数:26点

プロフィール

1988年生まれ。
宮城県仙台市在住。
10代の頃に始めたブログがきっかけで、写真に興味を持ち始めました。
当時はカメラ付き携帯電話で撮影、投稿していました。
実際に、カメラを持ち始めたのは20歳の頃。
今思えば、今も昔も選ぶ被写体が変わりません。
背伸びをしたこともありましたが、どうしても撮ってしまうのは、身の回りの風景、人や物たち。
これからも変わらず
それらを撮り続けていくのだと、思っています。

主な出展、作品展

2012年 11月  

Photo Aid in Miyagi 2012
2013年 1月

Hope for tomorrow chapter-2
2013年 6月

Sha-gaku vol.6
2013年 9月

 モノクロームの世界

会場はいずれもカロス・ギャラリー、その他 企画、グループ展に多数出展

bottom of page